FC2ブログ
08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

きっかけ

2009年11月21日
僕は頭頸部がん、血液のがんの治療をメインにしている先生方と一緒に仕事をさせて頂いております。そして、看護師、歯科衛生士、栄養士等の勉強会では口腔ケアと粘膜炎支持療法の専門家の様な顔をして話しています。

先日、ある先生から「肺がんの治療でも口腔ケアの必要性を患者さんに説明する必要があるか」と質問を受けましが、恥ずかしいことに総論的な話しか即答できませんでした。
なぜなら、今まで肺がんの患者さんは僕の患者さんの対象外であり経験がなかったからです。
  
 そして、昨日、新潟放射線治療研究会に出席したのですが、僕の放射線治療の師匠に「意外と肺ガン(当時は小細胞癌だったと思いますが)治療で口内炎や下痢で困ることがあるんだよ」と言われたことを思い出しました。


 そこで、粘膜炎に関する資料を幾つか読み返していたところ、
耳鼻科看護師さん行った2009年7月29日の耳鼻咽喉科病棟看護師勉強会(←クリック)の参考資料として
The Multinational Association of Supportive Care in Cancer and the International Society for Oral Oncology (MASCC / ISOO)の粘膜炎研究グループの2004年のガイドラインの改訂版(2007年発行)←(クリック)を読んだことを思い出しました。


そこには、重篤な口内炎と下痢のリスクがある化学療法のレジメの表がでていて、すべての非ホジキンリンパ腫、すべての乳癌、すべての肺癌、すべての直腸癌にリスクがあるんだと書かれていました。

 しかし、どの様な抗癌剤が使われ、口腔を含めた消化管に放射線が投入されているかを知ることが必要です

なぜならば、すべての抗癌剤が粘膜炎を引き起こすわけではなく、放射線は放射線が直接当たっている臓器にしか影響しないからです。

このガイドラインを主軸として、少しずつ粘膜炎管理に関する患者さんと医療者に有用な情報を UPして行こうと思います。
スポンサーサイト



きっかけ | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示