FC2ブログ
10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

第51回日本歯科放射線学会・回想

2010年04月28日
土日は第51回日本歯科放射線学会総会に参加。
第51回歯放総会・回想.01

年に1回の画像診断の学会。
会場は曹洞宗・総持寺っていうお寺の敷地内。
第51回歯放総会・回想.02

年期を感じさせられる巨木の林に囲まれた学会会場に続く石畳を歩いていると沢山の修行僧とすれ違う。
彼らの真っ直ぐに前を見据えてしっかりとした足取りになぜか目を引かれた。

僕の発表は「口腔乾燥症患者の精神健康状態と唾液腺血流変化との関係」っていう題名の発表。
研究のきっかけは5年前。
唾液分泌量と唾液腺内の血流速度や血流量は密接な関係があると言われているんだけど、総てが動物実験のデータで人でのデータがない。それを超音波 pulse Dopplerで調べてみた。
変化率、変化量、安静時唾液、刺激唾液etc、考えられるあらゆる検討を行ったけど、結果は????
なのに学会賞 get。多分、審査員は結果を見て可哀想だと思ったに違いない、あはは(^^;

今回の内容はドライマウス患者さんの背景にあるストレスの程度を唾液分泌時の血流変化の程度で予測しようというもの。
実はドライマウスは口が乾いた感じになる症状の事なんだけど、原因は大きく分け3つあると言われている。
1つは唾液腺の破壊(Sjögren syndrome・GVHD・HIV・放射線治療etc)、
2つ目は自律神経機能異常(ストレス・薬の副作用・精神的な病気etc)、
3つ目は代謝・内分泌異常(糖尿病・甲状腺の病気etc)。

それぞれが単独ではなくて複雑に絡まっている患者さんが多い。
そして、超音波で唾液腺の破壊やその程度はすぐ分かる。
プラスで自律神経機能異常が判定できるなら超音波検査が口腔乾燥症の画像診断の standardになるのではないかと。

現在の画像検査は放射線被曝があるし痛くて高価。
安価で安全で優しい検査に切り替えられるなら最高でしょ。

今回はストレスの程度をpulse Dopplerでの唾液腺血流速度の変化率で評価できそうだという結構満足できる結果になった。
第51回歯放総会・回想.1

第51回歯放総会・回想.2

第51回歯放総会・回想.3

会場からの質問は2つあったけどみんなあまり興味ないのかなぁ、あはは(^^;

今回の学会の準備は久しぶりに苦労したけど、

夜は尊敬している先生達とお酒を交わし(後半はうるさがられちゃったけど(^^;)、
第51回歯放総会・回想.4

中華街の派手なネオンに酔いしれながら
後輩達と大盛り上がりして、

久しぶりに、某国立大学のがん口腔ケアで大尊敬するM教授と再会し、
短い時間だったけど目を見て話ができ、
日常に戻ったときのモチベーションができたと心から感じ、

準備では結構つまずいちゃったけど、


なんだかんだで最高の学会だった(^^)/


関連記事
スポンサーサイト



学会日記 | コメント(0)
コメント

管理者のみに表示