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第31回口腔腫瘍学会 at 東京

2013年01月26日
第31回口腔腫瘍学会(2013/1/24-25)に行ってきました。

外来診療をお休みすることができず、1月25日朝6時の新幹線で新潟を立ち、9時東京に着き、10時発表という強硬スケジュール。

スライドは新幹線の中で完成し、正直、ドキドキな学会でした。

発表の方は無難に終わらすことができ、発表後の質疑応答でも発表後のフロアでも様々な質問をいただき、自分的には非常に充実した学会でした。

中でもすごく熱かったのは「がん歯科医療・歯科がんケア」。
特別講演では嘉山国ガン名誉総長が熱く語り、看護師・歯科衛生士セッションでは立ち見が出るほど。。

そんな中、今回の僕の拙い発表に関わらず色々な先生方から質問をいただき、照射内金属の散乱線による放射線粘膜炎の増強、放射線治療後のう蝕対策に本当に苦労されているのだなぁと切に感じました。。

基礎、臨床関係なく、歯科的がん支持療法・がん口腔支持療法、歯科医師・歯科衛生士がやれること、やらなくてはならないこと、まだまだいっぱいあるって思いました!!

今回の僕の発表は
名称未設定 1のコピー

                     と名称未設定 2のコピー

                   でした。

前者は、マウスピースの使用により金属補綴物の除去と再製作が不要になり更に粘膜炎の緩和の可能性があること、手間のかからないマウスピース作成法、IMRT.IGRT.OBI等に利用できるテクニックについて提示。

後者は、リカルデントによる放射線により失われた再石灰化能の補充の可能性とガム形態による唾液腺廃用を予防の2次的なメリットについて提示。

特に、散乱線防護用のマウスピースは、金属による粘膜炎の増強を0にできたのだからすごいでしょ(^^;

マウスピースは保険適応です。
粘膜炎をG2程度に抑えます。
金属補綴物の除去、再製作が不要ですから医療経済にとってもメリットがあります。

これから検証しなければならない点や気を付けなければならないことがありますが、
放射線治療予定の患者さんがいて、
照射内に金属があり、
放射線治療医が散乱線による治療計画の不確実さでなく
粘膜炎の増強を心配しているならば、
明日からでも使ってほしい、歯科技術です。



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