FC2ブログ
11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

Treasure Box

2011年07月31日
昨日は新潟癌治療研究会に参加。
お目当ては、福岡大学 田村和夫先生の
「がん患者における発熱と好中球減少症」。

すごくためになった講演だった。
ここ十数年、
好中球減少症に伴う発熱に有効な新たな抗菌剤は出ていないそうだ。
これには驚いた。。

嬉しいことに、この講演で探していた論文と出会えた。


「特別な場合を除き、菌交代現象がないこと」、
「抗菌剤と異なり肝・腎・消化器毒性がないこと」、
そして、「口腔ケアには対話がある」。

これらは抗菌剤にない口腔ケアの強みだと思う。

嬉しかったのは、2010に作成された発熱性好中球減少症のIDSAガイドラインには口腔ケアについて言及されること。
残念だったのはMASCCのRisk Index Scoreに口腔の状態に関する項目がないこと。
まだまだ、頑張りが足りないようだ。。

今回、僕は田村先生の講演を聴いて、



がん口腔ケアは

がん患者さんにとって、
様々な能力を引き出してくれる
宝箱だって確信!


歯科医師にとって、
臨床も研究も、まだまだやらなくてはならない事がいっぱいある
宝箱だって確信!!


そして、

粘膜炎や発熱予防は
がん口腔ケアの目標ではなく、
ある目標に向かった手段でしかない
ことも確信!!!


まさに口腔ケアは
がん医療のTreasure Box!!

よ~し、ガンバンベ~~(^^)/
関連記事
スポンサーサイト
仕事日記 | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
だいこんさんへ(^^)/
僕の地域は No problemでした。

いやいや、山もやりますので一緒にお願いします。
でも、登るのよりも滑り落ちる方が得意ですが(^^;

培養はやったことありませんが大変そうですね。
菌が同定できても感染ルートの特定は難しいですし、PCRなんてやっていたら、時すでに遅しと言うことも。。
でも、経験上、口腔内常在菌からの感染はあるわけで、やるっきゃないですね(^^)/
No title
おはようございます 週末もお疲れ様でした
雨が酷いようですが 大丈夫ですか?心配しております。

さて 自分もIDSAガイドライン読んでみました(ブラウザで翻訳してですが 恥)
口腔内の精査の必要性について言及してくださっているのは有難い事です。
MASCCでは・・・ですが、逆に「未踏峰」な山です。これから我々が頑張れば評価されると言いう風にも解釈できます。
 波乗りの方に言うのは申し訳ないのですが、面白い山ですので 一緒に上りましょうね

 追伸:血液培養もなかなか大変な検査ですからね…研修医時代かなり指導医に指導受けました(恥)感染症・発熱の精査の難しさを感じておりますです
tosi-zoさんへ(^^)/
本当に参加してよかった講演会でした!!

3月にある新潟同種幹細胞移植研究会の講演では FN予防のための口腔ケアの必要性を僕が考えるがん口腔ケアの目標と絡めてお話しようと思っています!!

お互い、やること満載です!
情報交換しつつ、これからもよろしです(^^)/
No title
多くの、がん患者様の為に、頑張って下さい!!!

管理者のみに表示