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口腔腫瘍学会前夜に思うこと。。。(2010/01/28)

2010年01月28日
明日は口腔腫瘍学会で発表予定。

今朝は朝一仕事前サーフィン。
先客2人をウエットスーツに着替えながら見ていると、来るではないですか、

膝・腿くらいの良い波が(^^)V

急いで、ゲッティングアウトすると急に波が来なくなる。。。。

先客2人に「波終わったわ」って言われて。。。。。

「俺のせいじゃないよ」って言い訳する(^^;

帰りしなに Good Waveを捕らえるも失速して、The End(TT)。

病院では2月2日にイエメンに帰るイケメンの Kahledとお別れの写真を撮ろうと探すも見つからず。。。

何だか振られまくりの今日1日。。。。
明日の発表が思いやられるあはは(^^;


発表の内容は
「頸部治療法と頸動脈狭窄との関係」
について。

結果としては頸部照射と頸部郭清を併用するとより頸動脈狭窄が非常に強くなる。
これは動脈壁の肥厚(動脈硬化)だけではなく、
動脈周囲の線維化により血管が締め付けられて血管内腔の狭窄が合併する結果なんだと考えているんだけど、
過去に発表された論文を読めば読むほど分からなくなる。

頸部郭清は動脈硬化のリスクにはならないと言われている。
頸部照射は動脈硬化のリスクだと言われている。

僕はこれらは真実だと思うんだけど、頸部郭清については裏付けがない。
過去の論文(2つくらいしかないんだけど)を読むと治療後の頸動脈狭窄の程度が頸部照射と同じなんだもの(^^;
術中脳梗塞と頸部照射後の脳梗塞の発生率も同じだし。。。。

とりあえず、明日、頭頸部外科を専門にしている先生方と良いディスカッションが出来ると良いなぁと思う。

あと、最後に、
僕は、「放射線治療は怖い治療だ」って言いたいんじゃない。

動脈硬化は予防が出来る病気。
頸部照射はがん患者さんが治療後の人生を安心して過ごすために必要な治療。


僕は、この研究をきっかけに、

がん治療医がそのリスクを知って、
経過観察の診察において再発や転移だけでなく、動脈硬化にも注意してしっかりと対応してほしい。

そして、患者さんが禁煙や規則正しく生活する気持ちになり
がん治療後に今まで以上に健康に過ごしてほしい。

僕の思いはただそれだけ。。。。




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口腔腫瘍学会・回想

2010年01月30日
2010128

発表はまぁまぁ、質問も3人先生から頂いて良いディスカッションができたと思う。
今の研究の今後の方向性も見えてきた。
サッチャンさんの応援のおかげかな・・・
Thanx a lot サッチャン(^0^)

そして、10年ぶりの後輩と再会。
今年で勤務先の大学病院を退職し開業するらしい。
開業は大変だろうけど、持ち前の明るさとバイタリティーで頑張ってほしい。

昼から、時間があったんで「看護師・歯科衛生士セッション」に顔を出してきた。
すごく良い発表が多くて感心。

質問させて頂いた歯科衛生士さん・看護師さん達、
自分たちの仕事にもっともっと自信を持って欲しい。

意地悪な質問ばかりしちゃったけど、
僕の質問の真意が伝わっていたらうれしく思う。
伝わらなく、意地悪な先生って思われていたらチョット残念かな
興味のない発表には質問しないわけで(^^;

がん口腔ケア、
まだまだ、僕もやらなきゃならないことがいっぱいあるようだ。

どこまで頑張れるか分からないが、
取りあえず、なりふり構わず突っ走って行こうと思う。

その前に、まずはサーフィンでエネルギー補給かな。
こんなんじゃ、先が思いやられる?  
いやいや、そんなことはないはず、あはは(^^;
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第51回日本歯科放射線学会・回想

2010年04月28日
土日は第51回日本歯科放射線学会総会に参加。
第51回歯放総会・回想.01

年に1回の画像診断の学会。
会場は曹洞宗・総持寺っていうお寺の敷地内。
第51回歯放総会・回想.02

年期を感じさせられる巨木の林に囲まれた学会会場に続く石畳を歩いていると沢山の修行僧とすれ違う。
彼らの真っ直ぐに前を見据えてしっかりとした足取りになぜか目を引かれた。

僕の発表は「口腔乾燥症患者の精神健康状態と唾液腺血流変化との関係」っていう題名の発表。
研究のきっかけは5年前。
唾液分泌量と唾液腺内の血流速度や血流量は密接な関係があると言われているんだけど、総てが動物実験のデータで人でのデータがない。それを超音波 pulse Dopplerで調べてみた。
変化率、変化量、安静時唾液、刺激唾液etc、考えられるあらゆる検討を行ったけど、結果は????
なのに学会賞 get。多分、審査員は結果を見て可哀想だと思ったに違いない、あはは(^^;

今回の内容はドライマウス患者さんの背景にあるストレスの程度を唾液分泌時の血流変化の程度で予測しようというもの。
実はドライマウスは口が乾いた感じになる症状の事なんだけど、原因は大きく分け3つあると言われている。
1つは唾液腺の破壊(Sjögren syndrome・GVHD・HIV・放射線治療etc)、
2つ目は自律神経機能異常(ストレス・薬の副作用・精神的な病気etc)、
3つ目は代謝・内分泌異常(糖尿病・甲状腺の病気etc)。

それぞれが単独ではなくて複雑に絡まっている患者さんが多い。
そして、超音波で唾液腺の破壊やその程度はすぐ分かる。
プラスで自律神経機能異常が判定できるなら超音波検査が口腔乾燥症の画像診断の standardになるのではないかと。

現在の画像検査は放射線被曝があるし痛くて高価。
安価で安全で優しい検査に切り替えられるなら最高でしょ。

今回はストレスの程度をpulse Dopplerでの唾液腺血流速度の変化率で評価できそうだという結構満足できる結果になった。
第51回歯放総会・回想.1

第51回歯放総会・回想.2

第51回歯放総会・回想.3

会場からの質問は2つあったけどみんなあまり興味ないのかなぁ、あはは(^^;

今回の学会の準備は久しぶりに苦労したけど、

夜は尊敬している先生達とお酒を交わし(後半はうるさがられちゃったけど(^^;)、
第51回歯放総会・回想.4

中華街の派手なネオンに酔いしれながら
後輩達と大盛り上がりして、

久しぶりに、某国立大学のがん口腔ケアで大尊敬するM教授と再会し、
短い時間だったけど目を見て話ができ、
日常に戻ったときのモチベーションができたと心から感じ、

準備では結構つまずいちゃったけど、


なんだかんだで最高の学会だった(^^)/


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口腔ケア学会2010

2010年11月28日
本当に良い学会だった。
色々な施設の支持療法チームの活動をかいま見れて、僕の病院での支持療法チーム立ち上げの良い参考になった。
一番、印象に残ったのは特別講演での「生死感とケア」
生きることは死に近づくこと。
生きることは人生を描くこと。
死とは終わりでなく、周囲の人々の記憶に強烈に絵が描かれ引き継がれる。
そして、人々の心の中で生き続ける。
尊厳死とは死を意味するのではなく「尊厳を持って生きること」。

決して、尊厳を持って死ぬことではない。
患者さんが尊厳のある良い人生が描ける様に、人々の中にこんな人生の絵が描かれる様な、そんな口腔ケアを展開していきたいって思った。
生死学。。ちょっと勉強してみようと思う。

この学会で、
口腔ケアは医療としては確立しているし必要性は皆が認識しているけど、医学としてはまだまだ
だなぁって感じた。
これは、僕の課題でもある。今後はもう少しマクロな部分からアプローチしようかな。
    
肝心の僕の発表は座長の先生の遅刻というハプニング。
演題名は
「ベーシック口腔ケアにより口腔粘膜関連有害事象が軽減した小児白血病の1例」
この発表では標準治療の重要性と学会を中心とした多施設での標準口腔ケアの検証の必要性を訴えたかったんだけど、上手く伝わったかな?自己採点では55点、不合格(T T)

でも、出会いに関しては100点満点!!
サンスターのMさん・Kさん、静岡に行く予定のHさん、富山中央病院のT先生、東北大学のS先生、群大のNさん、達とはお久しぶり。静がんのO先生は背中だけ(^^;
特にT先生とは10年ぶりだろうか。声を掛けてもらえなかったら気づかなかったと思います。だって、ますます美人になっていたんだもの。。
会ったみんなといっぱい話したかったけど、あまり話ができなかったことが心残り、今度飲みに行きましょう(^^)/
そして、新たな出会いもあった。
郡大のN准教授、すごく熱い先生。これからも色々ご指導お願いします。
国立がんセンターのNさん。まじめで純粋そうな人。こんな人と仕事できるO先生は幸せ者だ。

そんな、初めての口腔ケア学会。
新鮮でいっぱい刺激を受けた良い学会だった。
また、来年、参加させて下さいね(^^)/
大阪最終日の晩ご飯は独りぼっちの博多ラーメン。
隣の明石焼き屋さんの方が良かったかなぁ、あはは(T T)

口腔ケア学会

ポスターを片づけようと思ったら、僕のポスターの写真を取っている先生を発見。
こんな些細なことでも嬉しい僕です、あはは(^^;


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IADMFR 2011/5/26

2011年05月27日
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